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なにわあきんど塾でマーケティング講師として登壇しました

2015.10.15

2015年10月1日、8日、15日の3日間、第30期なにわあきんど塾でマーケティング講師として登壇しました。

1日目テーマ「マーケティング思考力向上徹底講座」19:00~21:00
・ターゲット顧客の絞り方を学ぶ
・お客様の買う理由を理解する
・ポジショニングの考え方を習得する

2日目テーマ「マーケティング思考力向上徹底講座」19:00~21:00
・自社の強みを理解する
・新商品・サービスの作り方を理解する
・価格設定の具体的方法を学ぶ
・販路設計に関する基本姿勢を学ぶ

3日目テーマ「マーケティング思考力向上徹底講座」19:00~21:00
・マーケティングの全体像を理解する
・購買プロセスに基づく、新規顧客を獲得する方法を理解する
・ビジネスで組むべきパートナーの探し方を理解する
・総まとめワークショップ

30回の歴史を重ねる『なにわあきんど塾』でマーケティング講師として登壇。
経営者、事業承継候補者に対し、マーケティングの基礎知識と実践での使い方を説明しました。

1日目の講義の中での興味深いエピソードを紹介します。
「弊社は、卸売業なので、お客様に特別な価値を提供しているように思えません」というものです。これは、顧客価値に関するワークショップの中でいただいたものです。

本当にそうでしょうか。取り扱う商品は同じでも、お客様に提供できるものはあるのでないでしょうか?
お客様の抱える何等かの課題を解決しているはずです。

こんなやりとりを行いながら、初日を終えました。

2日目の講義では、強みの抽出方法に関する捉え方からスタート。

ここでは、中小企業の事例だけでなく、塾生の皆さんが普段から馴染みのあるユニクロなどのテーマをもとに
強みを考えていきました。

身近な事例で強みの抽出方法のイメージを深めた後に、自社の強みを考えるという流れです。
強みの抽出は、簡単なようで中々できないものです。ここでは、強みを抽出する切り口とそれを表現する際のポイントについて、具体的に記述方法とともにアドバイスを実施。
皆さん悩みながらも強み抽出のフレームワークに沿って自社の強みを見つめなおしていました。

3日目の講義は、宿題として依頼していた自社の強みについてのグループ内討議からスタート。
私は、各グループを回りながら、強みの抽出と記載ポイントについて、個別に説明。
そして、3日目は、最終日ですので、総まとめとして、1000文字を超えるマーケティングケースを出題。
3日間で学んだ知識をいかに使うかという点を意識しての出題です。

塾生の皆様、苦しみながらもグループとしての意見をまとめて、チームとして発表いただきました。
ケースとなるとセミナーで学んだマーケティングの知識を使わずに自分たちの経験で回答する例があり、マーケティング知識を使いこなすことの難しさを実感されているようでした。

最後は、これらの反省を踏まえ、マーケティングの知識を使えるようになるトレーニング方法を伝授して、3日間の講義を終了することになりました。

なにわあきんど塾は、これから後半戦に突入。今回学んだ知識を中期経営計画に落とし込み、実務に活かしていただければと思います。

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